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松岡日記2000年11月

1日 (水)日記がなかなかかけないですね
日記がなかなか書けないですね。というのもすでに私は就職活動の真っ只中でけっこう忙しい日々が続いているからです。また、最近書きたくなる物事はかなり長くなってしまいそうで、書き出すのにかなりの覚悟が必要です。そろそろちゃんと書き出しましょう。

今日までに連絡があるはずだったタイムショックのオーディション合格通知がこなかった。まさか落選?いろんな意味で文句なく合格だとふんでいただけに残念である。面接ではディレクターさん大笑いしてたのに。

2日 (木)テレビ朝日アナウンサー職エントリー
21世紀のアナウンサー像がこれまでと同じであるはずがない。例えば、必要十分な情報を手軽に得られるというテレビの長所を特化した報道番組のアナウンサー。人類の明るい新世紀を確信させる、進化した全く新しいバラエティー番組の進行役。デジタルな時代の中でより価値を増す人間の汗、その輝きを伝える実況。そんな時代の要請にしなやかに応える為に、試行錯誤とたゆまぬ努力を惜しまない、そんなアナウンサーに私はなりたい。

って感じでテレビ朝日のアナウンサー職にエントリーしてきました。

3日 (金)カステラ
昨日書いたエントリーシートの200字作文はあまりよくないので、また書き換えることにしました。どうしようかな。

今日もハブラシ実演販売バイトでした。今日も調子よく1200本ぐらい売れたのでよかったのですが、大変だったことがひとつ。クライアントの会社の偉い人が現場を視察に来ていて、昼食休憩をその方とふたりでとらなければいけなかったんです。

僕がバイトであるということはばれているのでいいのですが、学生であるということまで知られてしまうと、どうしても片手間の印象が強くなってしまいます。クライアントには知られなくていいことです。

ふたりいるとやはり会話しないわけにはいかないのですが、下っ端の僕と商談をしても仕方がありません。身の上話は上のような理由で僕がはぐらかしてしまいます。結局僕が長崎出身であるという情報だけをたよりに、僕と非常に王貞治に似たクライアントの偉い人との会話は始まりました。

「長崎はいいところだよね。僕も一度行ったことがあるよ。」
「ありがとうございます。おいしいものが沢山ありますしね。」
「そうだね、カステラはおいしいよね。」
「そうですね。・・・。」
「それにしてもカステラはおいしいよね。」
「福砂屋が有名ですよね。」
「そうそう、東京だとデパートに行かないと買えないんだよな。あれは特においしい。」

(ひたすらカステラについて10分ほど語る)

「どうだね、コーヒーでものまないかね、おごるよ。」
「ありがとうございます。それではおことばに甘えて。」
「コーヒーはよく飲むの?」
「普段は緑茶が多いですね。」
「そうか、緑茶が多いのか。・・・。」
「・・・。」
「カステラには緑茶が合うよな。」
「(ナボナはどうした!と言いたいのを必死に我慢して)・・・そうですね。」
「いやあ、やっぱりカステラだよ。」
「そうですね、カステラはおいしいですよね。」
「そろそろ仕事に戻ろうか?」
「はい。」

なんだかなあ。

9日 (木)佐賀県のお話
佐賀県の田舎ネタといえば九州では有名ですが、関東では九州はみんな同じ田舎に見えているのであまりうけがよくありません。「はなわ」っていうギター漫談芸人さんが必死にはやらせようとしているのが痛々しいですけど。

佐賀県出身の友達がこの夏帰省して花火大会に行ってきたそうです。花火が何発か上がるごとに放送で「次の花火は佐賀デパートの提供です。」と提供がはいるらしい。お金ないからね。そして、そんなムードのない花火が終わると今度は地元の有志による余興が始まります。「次は佐賀中学校女子によるパラパラです。」体操服を着た女子中学生が出てきてうれしそうにパラパラを踊りだしたとのこと。

のどかなところですね。

13日 (月)ぼったくられた!
今週の金曜日がテレビ朝日のエントリーシートの締め切りです。顔と全身の写真を貼らなければいけないということで写真館へ。
去年の就職活動で宮下が利用していたのを思い出して赤門の前の写真館へ。雅子妃殿下も在学中に撮影なさったとかで、店の前にはその当時の写真が。東大生を相手に良心的な商売をしてきた見本って感じの店だったので、値段交渉もせずに撮影を依頼。
久しぶりにセンター分けに髪の毛をなでつけて、コナカの安スーツでスクリーンの前に立って撮影終了。
今日中に出来るとの言葉に安心してレジへ。五千円くらいは覚悟していたのですが、おばちゃんは言いにくそうに「15450円になります。」とのたまった。
高すぎでは!
まあしかしごねてももう遅いのでおとなしく払おうとしたところ、おばちゃんは急に饒舌にまくしたてた。
「これぐらいするものなのよ。」「よそではもっと取ることもあるのよ。」「どうせこれから稼ぐんだし。」「まあ、授業料だと思ってさ。」
授業料って、、、ぼったくった認識丸出しじゃないですか!何も言わずに会計してくれればこんなものかと納得して終ってたのに。
善良な人間がたまに悪いことやると本当に見苦しいもので、被害者はますます不快にさせられますね。そういえば撮影中からやたらと口数が多かった、自分に何かを言い聞かせているようだった。よせばいいのに欲を出したばっかりに。
その場はそのまま帰りましたが、どうにもおさまらないで宮下に電話。すると宮下は総額4000円程だったらしい。撮影前に値段を聞いたところ、撮影料が3000円に現像料が1000円だと言われたらしい。なんじゃそりゃ!?
想像するに、私は勝手にデラックスコースのようなものを選ばされたのだろう。撮影前に「用途はアナウンサー試験かなにかですか?」と聞かれて「ハイ」と答えたもんだから、値段を言っていないのをいいことに、私にコースを選ばせることなく勝手にむこうで一番高いコースにしてしまったのだろう。
もっとも、デラックスコースと言っても別に貸衣裳があるわけでもメイクがあるわけでもなく、店のおやじがちょっと気合いをいれて撮影するというだけだろうが、、、。
おばちゃんも魔がさしたんだろう。今思い出してみるとそれはそれは不自然な落ち着きの無さだった。撮影中は呪文のように6センチ×9センチと写真のサイズを唱えてたもんなぁ。
かわいそうなので、おばちゃんのちょっとした不幸を願うだけで許してあげることにしました。
ふとんと写真撮影ってのは相場がわかんないもんなんで注意しましょうね。

16日 (木)下平さやかアナウンサー
今日のテレビ朝日アナウンサースクールは下平さやか先生の授業だった。やっぱりめちゃくちゃきれいな女性でしたよ。ただ、それ以上に感動したのはつっこみのうまさでした。
そうなんです。下平さんと無理矢理コントしてきたんです。今日のテーマは「フリートーク」。ある写真を題材にして一分間自由におしゃべりするという課題が与えられました。私は一分間を少々越えてしまったものの、要は簡単な三題噺、大したことはありません。下平アナも誉めてはくれるのですが、老成しすぎた語り口に難ありとの指導。それならば若々しくやってみますと得意の歌のおにーさんコントを開始。「それは若々しいとは言いません。」と冷静つっこみで返してくる下平アナ。食いついてくればしめたもの、それから延々と10分間ほどコントにつきあっていただきました。
いやはやたのしかった!下平アナの冷静つっこみはボケを無限に広げてくれます。コント好きにはたまらない女性です。

17日 (金)ストレイテナー
今日はストレイテナーの記念すべき初自主企画ライブ!これまではよそのバンドが主催するライブに呼ばれて参加していたのだが、今日はストレイテナーが他のバンドを呼ぶ番だ。もちろんトリはストレイテナーで、お客さんも基本的にストレイテナー目当てだ。
ストレイテナーは私の小学校時代からの友達がやっているバンド。私好みのめちゃくちゃかっこいいロックを聴かせてくれる。
なにせ初めてのことなので、お客さんの入り具合なども心配だったのだが、すべては杞憂だった。それはそれは沢山のお客さんがストレイテナーを聴きにやってきていた。それはそれはすさまじい盛り上がりっぷりだった。私もおなかいっぱいモッシュできて大満足。
12月にはニューシングルが、来年1月にはセカンドアルバムが出るとのこと。かなりたのしみ。
ストレイテナーのライブは本当にたのしいのでおすすめです。

19日 (日)応援団
今日は瞳ちゃんといっしょに淡青祭に行ってきた。淡青祭は東大応援部の発表会である。吹奏楽団、チアリーダー、そしていわゆる応援団が六大学野球などで熱心にやってきた応援パフォーマンスの一年間の集大成を披露。幹部として一年間中心になってきた四年生の引退式でもある。
どういうわけか応援団とはやたらと縁があって、今年の東京大学応援部主将の伊藤は語学のクラスメイト、副将の奥村は共通の友人を通じて知り合い、来年の主将である宮本とは高校時代に柔道のライバルだった(一番弱いレベルでの)。一年生の時に私が出場したお笑いのイベントに伊藤が来てくれたお礼として淡青祭に行ったのがはじまりで、このイベントには毎年参加している。
今年はいよいよ伊藤、奥村引退の年だ。司会は3年生の宮本である。一年生や二年生の頃は下ッパとしてひたすらに大声を出すだけだった伊藤や奥村がステージの真ん中でスポットライトを浴びて演舞する姿に4年間の月日を感じた。雨の日も風の日も応援し続けてきた男の背中には瞳ちゃんもなにか感じるものがあったようだ。
昨日見せてもらった伊藤のふとももは左側が右側の1.2倍ほどの太さになっていた。ふんばる利き足の関係だろう。欠かさない鍛錬は人の体をこうも変えてしまうのだろうか?
時代遅れの熱すぎる男達は、清らかで強い光をはなっていた。彼らがその光を失うことなく生きていけることを切に願う。奇しくもここに名前が出た4人全員が法学部である。時代は動き出したのかもしれない。

24日 (金)祝!テレビ朝日書類選考突破
テレビ朝日のアナウンサー採用試験書類選考突破いたしました。倍率が10倍ほどだとの噂を聞いてかなり不安にはなっていたのでほっとしました。

今日は駒場祭の一日目だったのですが、例年通り初日はがたがたの出来でした。平日で一般人の来場がほとんどなかったことに加えて落研が7号館の4階というひどい場所を割り当てられたこともかなりの悪条件です。外で下手くそな演奏をしているバンドサークルの大音響で舞台の声がかき消されてしまいます。私ロッチのネタも結局間に合わず、かなり不安な駒場祭のスタートです。

久木野の友人からの依頼で渋谷のクラブAsiaで開催された「Mr.東大コンテスト」の司会を久木野とやってきました。あまりにも大雑把な進行台本を当日渡されてやったにしては、まあまあの出来だったと思います。明日開催される「Miss東大コンテスト」の候補者も全員勢ぞろいするイベントで、今年メディアに露出するであろう人々と顔つなぎを出来たのはおいしかったです。
とりあえず東大現役に落研のおもしろさを知らしめる活動は着々と進行中であります。いわゆるイケてる日なたの人種にもそれなりのリスペクトを植え付けられているのは、すさまじく広範な人脈を誇る久木野の活躍に負うところが大きいですね。
学内での地位がここまで高い落研はかなり珍しいのではないかと自負しております。東大落研バンザイ!

25日 (土)駒場祭二日目
今日は駒場祭に行きませんでした。入学していらい初めてのことです。ロッチのネタがどうにもこうにも出来上がらないので、行ったところで何の役にも立てないのでは行っても仕方がありません。マッスルごめんね。

今日開催された「Miss東大コンテスト」の結果を友達に聞いたところ、山本まいこさんがMiss東大2000に選ばれたとのこと。私としては順当な結果でした。彼女は医療系の短大から東大医学部看護学科に編入してきた異色の経歴の持ち主です。現在どこかのFM局でアシスタントをつとめ、将来はアナウンサーになりたいとのこと。現在3年生なので、私と同じく各局にエントリー済みとのこと。
これまでのMiss東大はその肩書きを生かしてどうこうしようという女性がいないのが特徴でした。しかし、彼女はこの肩書きを手土産に中央キー局のどこかのアナウンサーになるに違いありません。来年以降世知辛くなちゃいそうですね。

26日 (日)祝!駒場祭大成功
どうなることかと危ぶまれていた今年の駒場祭ですが、終わってみれば大成功でした。マッスルお疲れ様。
ロッチ、カジュアル兄弟、デルモンテといった往年の人気コンビの不参加で目玉不足の感が否めなかった今年の駒場祭。しかし、後進はしっかりと育っていたようです。アンケートの結果では3年生コンビ「ピンフ」が大爆発。1年生のホープ「W製作所」もなかなかの人気だったようです。一番のダークホースは三島、森本のコンビ「中田石丸ロケット」でした。関西の伝統の漫才を完璧に演じあげ、お客さんを爆笑の渦に巻き込みました。詳細は後日マッスルの活動報告にて。

今年の駒場祭には私はほとんど参加しなかったのですが、何事もなく無事成功を収めました。うれしくもあり、さびしくもあり。

28日 (火)”BS-academia(ビーエス・アカデミア)”
12月1日に各局いっせいに開始するBSデジタル放送。いったい誰が見るのやらと誰もが思っているのでしょうが、そこは先行投資。各局次世代のテレビのあり方を模索しておもしろい番組が出来るのかもしれません。
さて、TBSはなんとBSデジタルラジオ放送まではじめてしまうのですね。唯一ラジオとテレビをどちらも持っているキー放送局としての使命感は見上げたものです。
そんなTBS BSデジタルラジオのうちひとつのチャンネルを大学生に作らせてしまおうという画期的な企画が持ち上がりました。さて、そのチャンネルの愛称は何がふさわしいだろうかということで一般公募が行われました。採用賞金は10万円。そのあまりにも中途半端な金額に感動した私は応募することに。

私が考えた愛称は「ワカメチャンネル」。若芽ということで大学生にも通じますし、ワカメといえば伝統の日本の心を伝える食材です。宇宙規模の次世代技術も大切だけどワカメ的心も逆に大切になってくるよみたいな。また、なんといってもラジオは言葉の響きが命です。ワカメチャンネル、ワカメちゃんねる、ワカメちゃん・・・。日曜夕飯時の幸せな光景が目に浮かぶ言葉なんてそうはありません。

採用を確信していました。10万円の使い道まで考えていました。ところが、どうやら落選してしまったようです。採用された愛称はというと、”BS-academia(ビーエス・アカデミア)”。おもしろくもなんともない名前になっちゃいましたね。自信あったのにな。

29日 (水)ついに新ネタが!
ついに新ネタの構想が湧いてまいりました!これぞロッチのコントだっていう感じのネタです。タイトルは「ロッチ哀愁コント『IT革命』」。
すごいネタってのは天啓を待たないと出来ないんですよね。宮下とネタの調整をして演じるのが楽しみです。本物のロッチのネタは私と宮下のどちらが欠けても完成しません。ロッチのコンビは必然なのです。真に美しいものは必然からしか生れません。
12月9日のお笑い大会には古き良き世代と新しい勢いのある世代が融合した、東大落研の本当の100%で臨むことが出来そうです。みなさんのご来場をお待ちしています。詳細は告知で。

「ロッチ哀愁コント『IT革命』」予告
IT革命に取り残されたふたりの中年サラリーマン。ふたりは一念発起してパソコン教室へ。情報系専門学校を兼ねているパソコン教室で、ふたりは美少女に出会う。「同級生・・・」懐かしい響きを確かめるようにつぶやく松岡部長。ふたりの中年の胸に復活する甘酸っぱい想い・・・。
                制作快調!請うご期待!

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