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かしゅー日記2003年4月

1日(火) ギガデイン

僕はギガデインが使えます。ギガデインとは何かって?電撃系の呪文です。敵全体に200ポイント前後のダメージを与えます。使える職業は勇者とライオネックです。勇者ではないので、おそらく僕はライオネックでしょう。名前はかしゅー。しかし産まれてからいっこうにMPが0なのは何故でしょう?…。わかりました!そう、転職していないからです。僕はすっぴん、産まれたままの姿です。魔法使い系に転職してレベルを10も上げれば余裕でMP30はたまります。しかし、どうせなら賢者になりたいものです。そりゃホイミ使いたいですよ。自分の目に入る全ての人のHPを30ポイントずつ癒したいですよ。しかし悟りの書がありません。どこにあるのでしょう?アカイライを何匹も倒すわけにはいけませんし。多分悟りの書はある塔にあります、ダーマの神殿近くの。昨日それとおぼしき塔に行ってきましたが、途中力尽きました。MPが足りないからでしょうか?カンダタごときにHPの全てを奪われました。もう少しレベルを上げてから再チャレンジしようと思います。そしてギガデインを使えるMPがたまった暁には電力会社を起こそうと思います。雷のエネルギーなんで相当効率がいいでしょう。みなさん、くれぐれも感電には注意してください。

2日(水)迷える子羊

今日、キリスト教の宣教師?とは言いすぎか。普通の信者でその教えを広め、同志を増やそうとする方々が家にやってきた。当然興味もなく、いつも通りの事なんで適当にあしらおうと思っていたら、話し出したのはなんと小さな子供…小学生行くか行かないくらいか。よく見ると母親と子供2人の3人連れ。話をしていない方の子は弟なのか、もっと小さい。その状況にとまどって、つい5分近く話を聞いてしまった。どうやらキリスト教の1宗派、「エホバの証人」の手の者で、ものみの塔という誌を配りに来たらしい。そういえば、実家にいたころも結構来ていた気がする。エホバは聖書の著者エホバ神で、それを知り、崇め、世に平和をもたらそう的思想を持った宗教である。あれ、キリスト教って唯一神じゃなかったっけ?エホバ神とか言っていいのか?まあそんなことはどうでもいいし、何度も言うが宗教に興味は全くない。気になったのは子供連れということ。今までにはなかったと思う。親達が勝手にやって、適当に断られて、それだけだった。それに何の問題もない。しかし今回は、子供がその教えを語りだした、拙い口調で。「え、人生の重要なもので得損なっていて、いるものはものはありませんか?それを見つけるため、ためにエホバ神の…」母親はその監視、弟は興味なさそうに動き回っていた。ドラマや漫画ならよくありそうな光景、現実でもよくあると聞いていたが、僕が見たのは初めてだった。感想は「きっと子供は2人とも何もわかっていないだろう。」見るに堪えなかった。そして話し終えた彼らは、また次の家に向かった。心配なのは子供達の将来。変な影響を受けて、その先の人生を宗教色のあるものに勝手に決められたらどうする?もっと近いことなら学校でいじめられたら?そんな親の下で子供はどんな風に育つか、経験がないから全くわからないが、雲行きは怪しい。子は親を選べないと言うが、まさにこのことである。キリスト教の矛盾の一つとして、宣教師自信が迷える子羊を生み出している、そんな光景だった。

最近宗教、特にキリスト教のことに多く触れていますが、ただ体験として日記にしやすかっただけで、それ以上の意味もそれ以下の意味も信心もありません。だいたいキリスト教広めたいならどっかの劇団でも行けよって話。とか何とか。

3日(木)茄子

ナスという野菜がある。しかしナスは本当に食べ物なのだろうか?まずあの色。青というか、紫というか、藍というか、出藍の誉れというか、あれは食べ物の色ではない。その他に青い食べ物があろうか?いや、滅多にないだろう。即座にブルーベリーを思いついた人は以後、発言を控えて欲しい。発想力が豊か過ぎる。ちなみにナスは中身はまあ白っぽいのであるが、人間が外見で人柄を判断される事実を考慮すると、やはりナスも外皮たる青で判断されざるを得まい。ナスはやはり青いのである。そして青が食べ物の色でないことは、パンと色鉛筆の例からもわかる。人は、パンの絵を書いてその上に赤い円を描くとジャムに見え食欲を催し、黄色い円を描くとバターに見え食欲を催す。しかし、青い円を描くと吐き気を催すらしい。そう、カビに見えるからだ。カビは実際そんなふうに青色ではないが、カビのイメージは青色なのである。やはり青とは食べ物の色ではなく、むしろその真逆で、食欲を殺す色のようだ。だからナスはそういった意味で野菜としても食べ物としても認めるわけにはいかない。認めねえ!おたんこナス。
そう、認められないんだ。
そう。
…。
…。嫌だ。
…もう嫌だ。
もう嫌だ。いい加減にしてくれ。
何で俺がナスをこんなに責めなきゃいけないんだ。なんでこんなにナスを追い詰めなきゃいけないんだ。俺はもう嫌だ。ナスをこれ以上責めることも、自分に嘘をつき続ける事も。
―そうだよ。
好きだよ。
俺は、俺はナスが大好きだよ。
ナス以上においしい野菜も知らないし、ナス以上に好きな野菜もない。これからもナスを食べ続けるだろう。俺は今までもこれからもナスに救われる。ずっと。永遠に。
だからみんな、ナスが嫌いだなんて俺に言わせないでくれ。そして、ナスが嫌いだなんて言わないでくれ。な、うまいだろ、ナス。な。
このメッセージを全世界のナス嫌いの子供達に捧ぐ。
(…なんだこの茶番は。)

4日(金)ひとひら

○○ず嫌い。○○に入る言葉には何があるだろうか。食わず嫌い。子供が野菜を嫌いなのは味覚の未発達か食わず嫌いが大半である。とんねるずのみなさんのおかげでしたの食わず嫌い選手権は、食わず嫌いではなく、食べた上で嫌いなのだから「嫌い食わず」である。ま、そんなことはどーでもいい。
笑わず嫌い。めちゃいけの年一の特別企画。これは実際に笑っていないから意味があっていそうだが、体験したものだから、本来の○○ず嫌いとは違う。それもどうでもいい。
読まず嫌い。そう。これだ。今まで読んだことはなく、ただ絵が嫌いとか、ちゃちいとか言っていた漫画がある。まさに読まず嫌いである。

その漫画の描き方は非常にわかりやすい。読者の共感を得るために、あざといほどにあらゆる手を尽くしている。キャラの種類は多様かつ、重複なく分担させ、それぞれに人気が出るようにしている。そして各味方キャラにわかりやすいエピソードと悲しい境遇を描き、各キャラの存在を引き立たせている。性格も個の中に共通の正義を描き、飽きることない人間関係を作っている。主人公は教科書のような性格で、熱血漢、向こう見ず、欠陥持ちという。敵キャラにいたっては徹底してその残忍さとか残酷さ、いわゆる悪を強調している。そうすることで読者がそれに共通して怒りを覚える。それを砕くのが正義であり、勧善懲悪の中でストレス解消に近い快感を読者に与える。本当にわかりやすく我々を引きつけてくれる。また、伏線をわかりやすい形で張ることで、読者の興味を引き、それを早い段階と遅い段階で時間差に見せることで我々を興奮させ、喜ばせ、安心させつつも注意を離さない。そして、死と対比して生を描くことで感動を産み、死を極力排除することで後味の悪さをなくしている。ストーリーは円滑で、共感もあって、読者はその世界に入り込める。その世界はそれとして、他とは異質でありながらも1つの常識を作り上げ、何ら違和感なく読者は体感できる。それ以上に、ここまで広がる世界が描かれていることの方が偉大とも言えようか。わかりやすい比喩と、あたりまえの表現をほんの少し変える工夫が大きな感動を生んでいる。この漫画の中では、ぷよぷよで二連鎖を組む程度の工夫が、クララが立ったくらいの感動を生んでいるのだ。そして我々はその世界に入り込み、共感することで、深く感動するのだ。正直、僕はこの漫画の絵も嫌いでは全くない。書き込まれた絵には敬意を表するところがある。ちゃちいと言う人は、読まず嫌いか、感性のおかしい人である。僕は一漫画好きとして、この漫画を嗜好し、万人に推薦したいと思う。といっても、今日本一売れている漫画だから、漫画好きならだいたいみんな読んだことあるよね。でしゃばったこと言ってすみませんm(_ _)m

5日(土)天才

ZERO
もう一度キスしたかった

 誰の曲かわかりますか?ある有名なロックグループの曲です。

love me, I love you
May

 もうわかりましたね。そう、B’zです。僕は彼らを尊敬しています。

今夜月の見える丘に
愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

 といっても、ファンではなく、CDの1枚も持っていないんです。

いつかのメリークリスマス
Calling

 ただ、彼らの歌は大好きです。彼らの音楽は作品として完成されているからです。

ねがい
GOLD

 日本のロックとバラードをここまで発展させたのは彼らではないでしょうか?

さまよえる蒼い弾丸
熱き鼓動の果て

 音楽を芸術に変えた彼ら。彼らはmusicianであり、artistなのです。

ultra soul
love phantom

 そういった意味で、僕は彼らをこう呼びます。「天才」と。

6日(日)オリ合宿 1

昨日、今日は多分クラスのオリ合宿に行っていると思います。それにしても、後から読み返す価値のないこの日記は、本当に質が悪いなあ…部長の日記を読んでいるとそんな自己嫌悪に陥ります。
安倍なつみの妹の安倍麻美は、やはり姉に劣っているように思えます。というか最近なっちは可愛すぎです。いや、それだけです。
saku2の司会のあいちゃんが新しい人に変わってショックを受けている人は多いと思います。一緒にがっかりしましょう。

7日(月)寿司

今まで嫌いだった。しかし、それは食わず嫌いというものだった。本当においしい寿司という物を食べてみて初めて、寿司はおいしいということに気づきいた。目からウロコが落ちた。回転寿司だけど。おいしいネタは、ウナギとアナゴとエビとツナマヨネーズと玉子とかんぴょう巻きだね。生ものが、寿司の神髄が1つも入っていないけどね。

3日からずっと熱が出て頭痛、5日くらいまではほとんど動けませんでした。だから最近ずっと更新できませんでした。セルフRさん主催のお花見にも行けず、本当に残念でした。オリ合宿はなんとか気合で参加しましたが、体力的に限界でした。今日、やっと調子が戻ったので更新に至った次第であります。すみません、杜撰で。

>田村さん・みぞ
誕生日、本当におめでとうございます。
だいぶ誕生日の4月4日から遅れてしまって申し訳ありません。
…何分電磁波の出そうな電子機器から遠のいていまして…
お2人の今後ますますのご発展を期待しております。

8日(火)オリ合宿 2

結構楽しいものでした。下クラに同輩がいたり、下クラの何人かを連れ出して個人的に話をして友達になったり、他のオリターとも仲良くなったり、温泉に入ったりと、かなり充実したものでした。女っ気はないけど。ちなみに合宿費用が高いのではないかと下クラに言われて、俺もそう思うと思いつつ、『わからん、ごめん。』と濁してましたが、下クラへ、
『実は結構金が掛かってて、合宿費用足らなくなったんでむしろ困ってんだよ!』と言いたい。もちろん言わないが。

9日(水)のほほん

昨日少し書きましたが、オリ合宿の2日目は温泉に行ってまったりしました。仲良くなった下クラやオリターとの温泉。いーよ☆
だいぶ疲れもたまっていたので、特に気持ちのいいものでした。露天風呂の方では、
ほのかに降る雪と視界一面に積もった雪が作る雪景色と、湯気立ち上る温泉という、2者の織り成す美しいコントラストが僕らをとことん癒してくれました。
…しばらく時間がたって…
サウナで良い汗かいて風呂を後にし、いい気分で帰れそうだったその時、僕は脱衣場に何気なく置かれたあるものに目が行きました。それはあまりに酷なものでした。
そう、それです。
『足裏ツボ押しマット』
よくある健康器具です。体重をかけて足の裏のツボを刺激して、血行を良くしたり、病気を予防したりと。何度か今までにも見たことがあります。
僕が言いたいのは、そのマットのキャッチコピー。
『足の裏は第2の心臓』
…。

「うちの人はまだ生きています。それなのに…あんまりです。」
「ママー。パパは、パパは生きてるよね?心臓がドクンドクン言ってるよ。」
『奥さん。お嬢ちゃん。気持ちはわかりますが。』
「昨日まであんなに元気だったのに。今もほら心臓は…」
『奥さん!!現実を見てください。現代医学では脳死は死亡と認められています。』
「そんな…。」
「パパはいつ起きるの?ねえ?ねえ?」

こんな会話を耳にしたことがあります。
第2の心臓、それは脳です。これだけは譲れません。
健康器具ごときに遺族の悲しみを、第2の心臓が脳である現代医学的事実を完全否定されてはたまりません。それほど重要なことです。
のほほんとはしていられません。

P.S.今日は少し寒いです。

10日(木)友人O

いつも俺と仲良しのO。ボケあったり、笑いあったり。すべりあったり、授業を一緒にうけたり、一緒にメシ食ったり、楽しくやっています。
彼は俺と同じく勉強があんまりできませんが、よく悪乗りで 「実力出したる。」 「テストは実力なら余裕。」と言ってくれる奴です。俺も彼もそれが嘘であり、それを言うことで俺が喜び、バカな2人というなあなあ空間を作れることをわかっています。共感しています。俺は本気でその雰囲気が好きだし、逆に 俺『俺も眠れる獅子やから…。』 「はい、嘘~」みたいなバカなやりとりもしています。それでいいと思っていました。
彼はできないとか嫌いとかいった負の感情はあんまり外に出しません。 「余裕やん!」 「いや、好きやで。」 俺『もうわかっとるって。嘘やろ。』
それが当たり前になっていて、ホントの気持ちは言葉に出さなくても感覚や状況や経験や言い方からすぐわかります。そんな2人です。
それが当たり前だから、だからこそそれとは異種の当たり前の孕む異常性が浮き彫りにされたのでしょう。始まりは昨日でした。
「今後の人生どうする?」
彼はふと零しました。そして続けました。
「もう実力とか言っとれんわ。」
当たり前の事実です。俺も彼も授業になんか当然ついていけません。理Ⅰに入るべきじゃありませんでした。
「理Ⅰ入るべきじゃなかった?そんなんはずっと前からわかってる。」
俺は、当たり前の、お互いわかっていた当たり前をそのまま話すという彼の異常性に動揺しました、だから聞きました。
俺『どうしたんや、今日のお前?』
「いや…。」
聞くに、オリ合宿の間、いろいろ考えたそうです。今後の人生について。学校生活について。幸せについて本気出して考えてみたそうです。
僕は聞きました。ひょっとして…
俺『ひょっとして大学入って勉強もついていけずバイトもまばら、彼女もいない、運動もやっていない、サークルに入っていない、合宿中他のオリターがサークル勧誘するのを見ていて、自分もオリターしていて、自分はすることが見つからない、指導力もない、多分就職活動の面接の時によくある大学時代に何を頑張りましたかと聞かれて何も答えられない奴が増えている俺もその一人やっていうその漠然とした不安か?』
言い過ぎたかな?いつもの悪乗りやわ。
しかし彼の答えはこうでした。
「まさにそれ。ずばりそれ。」
本気で悩み、苦しんでいるようです。何かしなきゃ!でも何をしたら?
俺は、少しでもお前の力になりたい。俺の大学生活、お前に支えられてるところ少なくないんだよ。本人にはこんなこと恥ずかしくて言えません。でも正直な俺の気持ちです。
彼は言っていました。
「大学はやめん。打開策はある。でもお前はそれ聞いたらやめとけ!って言うわ。だから今は言わん。でもやらなきゃ俺は廃人になる。じきにわかる。」
見当もつきません?サークルにでも入るのでしょうか?しかしそれが何であれ俺は彼を応援するし、もちろん止めませんし、できる限りの協力はするつもりです。
がんばれよ、大西!

11日(金)松屋のイメージが悪くなったわホンマ

近所に松屋国領店がある。結構いきつけの店で先日も行ったのだが、その日のバイトの一人はすごかった。人はあんなにもいい加減になれるのか?それとも極度の忘れんぼうなのか?
席は拭かない、食器は片付けない、順番は守らない、卵は落とす、野菜はこぼす、それ以前にセットやのに牛丼しか出さん、その場全員の味噌汁を出し忘れる。メニューは間違える。そのバイトに間違いを指摘しても、「はい。」とだけ言って、結局しない。ほんと聞いていないのか、忘れたのか?
あまりのひどさをその場の客5人全員が共感し、口々に『何ですかね、あれ。』『まず水ですよね。』『変な人いますよね。』とこぼす始末。多分見た感じ真面目っぽいから雇ったんだろーけど、あれはあんまりだ。5人の意見一致で、ヤツを無視し、向こうにいたねーちゃんに注文を頼むことにした。
スムーズに進み、なんなく店を後にした。

12日(土)アニ研

今、サークルオリで新入生を勧誘しているのだが、前の教室ではアニメーション研究会がでかいCCの看板を出して呼び込みをしている。まあアニメを平気で見て得意げに語るヲタッキーは大嫌いなのだが、一応アニメは嫌いじゃないので、最近オススメのアニメや漫画を紹介しよう。誰に?

魔探偵ロキRAGNAROK(ア)
テレ東で土曜朝9時半から始まった、ブレードの人気コミック。展開上、オリジナルという形式を取らざるを得なかった分、面白さは薄くなっているものの、新鮮さから逆に楽しめる。またかっこよさを追究していて、主人公はコナン君みたいなかっこよさを持っている。

ミルモでポン(ア)
少女漫画ながら老若男女楽しめる形になっている。少女漫画お決まりの展開部分はつまらなくてしょうがないが、それ以外はよくできている。ほのぼのストーリーが見ていて不快にさせない。ただ、最近リニューアルされて、面白くなくなった感が…。

ホットマン(漫)
なんか反町主演でドラマ化されるらしい。高校時代友人が教室で10巻くらいまとめて読んでいて、面白いのかと思って借りてみると結構面白かった。ドラマ化があってそれを思い出し、先取り気分で10巻まとめて買った。11巻が欲しい。

勇者カタストロフ(漫)
ずっと前の漫画。ガンガン系のなんか。昔ドラクエ4コマとかで描いてた牧野さんのコミック。強引な展開運びが快。

魔探偵ロキで思い出したが、繭良の声優が堀江由衣である。悪くはないが、納得はできない。声が高すぎて合っていないのか?いや、声が高いキャラのはず。おかしい。
前にも言ったが俺は堀江由衣が嫌いである。いい声してるとは思う。ヒロイン役に適しているのかも知れない。ただ、いつも、その声優やCVが堀江由衣であることは気付かない。インパクトや特徴に欠けるからだろう。
そもそも声優ファンは、その独自の声に惹かれる。そしてその声優が過去に演じた役をいくつも知っているから、その声が演じる役はどんな種類の役かわかる。初めて見るキャラの性格を、その声からだいたい推測できるのだ。それが声優ファンの楽しみである。しかしそれはアニメを提供する側にとっては一長一短である。声優を配置することで、キャラにあった声を提供できる反面、ストーリーや人間関係を視聴者に読まれてしまうということである。初めて出たキャラクターの声を聞いていただけで、わかりやすい例なら緒方恵美の声『クールで優しく2枚目だが、実は裏があり、よく変身し残忍な性格を持つが、最終的には良い人に収まる』とわかってしまう。それがストーリーを推測させ、問題となる。
最近のアニメ界の傾向としては、ストーリーに重点を置く力作は、ジブリのように、FFXのように、素人声優を適用したり、特徴の少ない堀江由衣を適用することでアニメに対する間違っていない偏見をなくそうとしている。まあ堀江由衣の起用は、若手不足に起因したところもあるが。実際それは成功していて、声に特徴の少ない分、アニメに集中できる。そういった意味でも堀江由衣は現代に適応した声優と言えるかも知れない。しかし、僕や声優ファンの大半にしてみれば、それはつまらないのだと思う。自分の好きな声優が出てきて、その声を聞いて安心する、ヲタッキーに言えばキャラに萌える、それがファンの楽しみだからである。普通、アニメ好きは、声優好きと、そうでない人に分かれるが一般的にサークルなどではアニ研として一緒くたになっている。声優を呼んだりしている。アニ研はこの前の五月際で三重野瞳を本郷に呼んでいたが、激微妙。堀江由衣なら見に行ったなと思いつつ、ヲタクと思われたくないのでこの辺でやめます。

ザ・ニュース

幡ヶ谷に散髪に行っているのだが、そこの客にザ・ニュースがいるらしい。は?誰?
だよね。なんかお笑いの集団で社会風刺を込めたコントとかやっているらしい。そんなこと言われて、誰?と思いつつネットで調べると、それっぽいこと書いてた。しかし面白いのか全くわからない。誰か詳しい人いたら教えてください。

13日(日)単位

なんとか来ました、必修は。電磁気も可が。人間頑張ればなんとかなるものです。そしてもう少し頑張ってみようと思います。お笑いもしかり。頑張って、頑張って、ちょっとでも面白くなりたいです。少しでも先輩達に近づきたいです。

14日(月)NYO

この前、ニトロ化の実験を行った。まーその内容はどーでもいい。で、p-ニトロアニリンを精製するのだが、出来た溶液は真っ黄色で、その溶液を耐圧ビン(注ぎ口付き)に入れた姿は、まさに、し尿瓶の尿だった。(ゴールデンタイムにすみません。)
あまりの尿っぷりに、友人Oに
「これ、尿に見えんか?」と言ったら、
『じゃあ飲んどけ!』と言われた。
こいつ、面白いわやっぱ。

15日(火)信者

バイトを始めようか。ふとそう思ってトラ○に登録した。一月後、紹介が来て、来週から家庭教師のバイトをすることになった。その後、ガッコで言われたのだが、ト○イの背後には統○協会があるらしい。「やめとけ。」先輩にそう言われた。俺は統一されてしまうのか。しかし実際行ってみるとそんな雰囲気も無いし、だいたい、大手で、ほとんどバイトで構成されているのだから表面的には問題無いだろう。ただちょっと、統○協会に資金援助する、悪くてそれくらいの感覚だ。いいだろー別に。そもそも他の所からは紹介が来ないし、地方出身者にとっては止むを得ないところだろう。
で、結局この日から授業という。
生徒宅に自己紹介の電話を入れる際、「はい、どーも。○○です。」と言ってしまった。これは大失態。漫才の始まりじゃないんだから、礼儀と世間を知らない子やと思われたかも。事務の人には喋り(声)が軽くて、真面目に聞こえないと駄目出しされるし。何でやねん。まあいっか。統○協会やし。
まあ何事も、ものは試しということで。…そして私は堕ちていく…

16日(水)追い出しコンパ

えーと、4月13日(日)、今日(この前)は落研の追い出しコンパ。人が多く集まる機会というのはそんなに多くはないから、俄然盛り上がったなぁ。そして、いろんな人が集まると、いろんなことが起こる。楽しいことや、辛いこと。文字に書き起こせば安っぽく思える思い出たち。俺って詩人だなぁ…自己陶酔。アホか。面倒なだけ、文章力が無いだけです、はい。ダメだー!え、俺焦ってる?そんなことない。普通だ、普通。平常心、平常心。
それにしても、最近かしゅー日記は超不調では!?
なんかホントに日記みたくなってる。ただ出来事を述べるだけという。でも考えてみてください。最近、感想が少ないのは、4月がさくらの季節だからですよ。ね♪
考えることは多いんです。ただ、伝えるのが下手なんです。あと、本当に伝えたい気持ちを文章で伝えた時、間違って伝わったら嫌じゃないですか?それが怖いんです。
言葉には不思議な魔力があります。人間関係を第一と考える僕にとって、誤解ほど辛いことはないのかも知れません。気心知れるとき、よくぶっちゃけた話をします。共感してもらえたときは大吉、間違って伝わった時は凶です。(浅草風)
誤解の多いメールとかだと、不安になることは多いです。細心の注意を払って最善を尽くしているつもりなのですが。(中曽さんのセリフより) 懲りずに今日もメール送ったり。
。明日からはまた、気合いを入れて日記を書きます。よろしくお願いします。

17日(木)夜空を見上げて

屋上で空を見上げた。星は1つも見えない。でも何か透き通っていた。
普段あまり感傷に浸ることはないが、今日は違っていた。しかしそれも許される気がした。夜空の向こうに待っている夢は何色だろうか。そんなことを考えながらまどろむ。

18日(金)腐りにくい豆腐

からだが腐るわ。何で20日ももつねん!

19日(土)君は今何思う

突然人は信じられないことを口にする。何故?理由もわからない。ただそれは、時に僕を楽しませ、時に悲しませる。彼は言った。『大学やめるわ。』その真偽も真意もわからない。ただ、半端な嘘ではないとすぐにわかった。何かが違っていた。彼は言った。『信頼しているからこそ話せない。』疑いたくないから。それも僕を悩ませる。わかっているようで、何もわからない。話しているようで、何も伝えていない。元気なようで、泣いていた。そんな時に何もできない。共感なんて、安っぽい正義では語れない。瞳の奥に影を落として今、深く心を揺さぶるものは、春の冷たい風の中で見えなくなった。黙れば叶う夏の夢より遥か遠い場所に降りた天使は、囁き続けた。『もう、十分だろ?』君は今何思う?

20日(日)入部決意

僕は最近、ある団体に所属したいと思っています。前々から思っていましたが、恥ずかしくてなかなか言い出せませんでした。でももう決めました。今度、団体のリーダーに話して入部を認めてもらおうと思っています。入部条件ですが、おそらく大丈夫のようです。リーダーを尊敬していますし、自分のことも好きですから。

21日(月)日本上陸!!

ついに日本に上陸した。
  しかしそれは『台風』ではない。
アメリカからやってきた。
  しかしそれは『マクドナルド』ではない。
スゴいパワーを持っている。
  しかしそれは『ゴジラ』ではない。

事実はあまりにも衝撃的であり、人の理解を超えている。それは神の領域にさえ到達しうる。だが、それも承知の上である。アレは…。

その名も、ジンジャー。

【ジンジャー】
アメリカで生まれた2輪(?)の乗り物で、動かし方は、その中心にある支え棒を傾けること。傾きでその方向に進むという仕組みである。(案外ちゃち。)
日本語にすると、しょうが(なめてんのか!)
日本円にすると、どうやら84万7000円(え!!!!!?)
最高時速20キロ(遅っ!)
安定性:不安定(テレビで棒が勝手に傾いて暴走していた。)
ゲストアナウンサーのセリフ:今日買います。絶対買います。(買えよ!85万出して買えばいいだろ、あのガラクタを。買わないんなら安易に買うって言うな!)
Ginger

22日(火)素直に『嬉しい』

新歓コンパ明けの夜は、クラスの友人の家に、下クラの友達と一緒に泊まった。話したり、メシ食ったり、それなりに楽しい時間だった。
彼とは今となっては良い友達同士だが、出会いは喜ばしいものではなかった。

彼とは去年のオリ合宿で、隣の席になり、部屋も同じだったから、話すきっかけと時間は多くあった。僕は積極的に話しかけ、友達になろうとした。しかし何故か話は続かず、向こうはすぐに『疲れている。休ませてくれ。』と口にした。僕はその言葉を鵜呑みにしていた。
それ以来、話すきっかけは多くなく、会っても何か話しづらかった。

それが今年のオリ合宿、偶然2人ともオリターとして参加して、話すきっかけができた。僕は、話しづらいかったが、取り敢えず話してみた。どうせ盛り上がらないだろうけど、無理にテンションを上げて。もう馬鹿だと思われてもいいや。やっつけではないが、とにかくがむしゃらに、ただがむしゃらに。(がむしゃらって我武者羅って書くらしい…余談ですが。)しかし事態は思わぬ方向に。僕の会話で、僕のネタで、笑ってくれる。喜んでくれる。場は盛り上がる。そしたら、向こうも積極的に話してくれて、すごく楽しい空間になる。時間はいつもより早く過ぎていく。

              あ、そういうことだったんだ。

今になってやっとわかった。これが『楽しい。』っていう感情。今なら、落研に入ってよかった、心よりそう言える。もちろん僕なんか半人前で、ネタもロクに出来ない下っ端で、でも、それでも今の環境に不満はない。

彼は、ぶっちゃけてくれた。
『今だから言えるけど、俺、昔お前のこと嫌いだった。つまらなくて。だから、話したくなかったし、あれ以来避けていたんだ。』
彼は続けた。
『でも、今年話して思ったけど、お前っておもしろいな。』
僕の目は軽く涙で滲んでいた。

                 素直に『嬉しい』

23日(水)新歓終始

サークルの新入生に対する不満はない。
もちろん、僕は大したことないって思われただろうし、『芸人』としての現状には満足していない。無論このままでは終われない。
でも、コンパがあって、その雰囲気を見て思った。
―新入生みんないいやつだ。
コンパの人数から見て、新歓は成功だ。これはひとえに部長の功績と言えよう。
落研が、より良い方向に向かう兆しみたいなものが見えた気がする。

24日(木)夢は人を成長させる

夢で、ある男、仮に彼をAとしよう、Aと大喧嘩をした。

夢というものは時に良い形にはたらき、時に最悪の形となって、現実に突き刺さる。前者、夢で理想の人に会ったり、有名人と会ったり、友達と会ったり、その良いイメージが夢の中で膨らんで、好感度が急に上がる。よくある現象である。
後者、今回それが顕著に現れた。俺はAに対してー

もともとAが好きではなかった。Aには俺と合わない部分があるから。でもAにはそれを補うほど良いところがたくさんある。だからAを悪く思わない、そう決めていた。しかし―

夢というものは恐ろしい。俺は夢の中でAの嫌いな部分をすべて暴露した。何故俺はあんなにたくさんの罵詈雑言を口にしたものか、今、夢とわかっていても恐ろしい。しかし、もっと恐ろしいのは『逆』である。Aが俺に対して発したのは、『俺が最も言われたくないこと』である。もちろん現実のAがそう言ったわけではない。第一、現実のAが知らないことも夢のAは言っていた。言わば、夢のAは俺の分身で、俺が自分に向けて悪いところを言い放ったのである。なのに、俺は『Aに対して』不快感を持ってしまった。

俺という自分は、何と弱く、何と儚いものか。

俺は己の弱さを、Aに転嫁しようとしている。Aはそんな奴じゃない。何度も自分にそう言い聞かす。でも俺は聞き入れてくれない。自分はAをいいやつだと思っている…少なくともそういう気になろうとしている。しかし、何故なのだろうか、何故俺はAを嫌うのか。

夢は、深層心理の現れという。
もしそれが本当なら、俺はAに対してそんな風な感情を心の奥に持っていたのか?
考えればきりがない…というより考えたくない。答えはきっと考えられる最悪だから。

またAと会う機会があっても、俺はAとそれまでと同じように振舞うだろう。何も無かったように。でもそれは、逃げているのではない。もし逃げて、何事も無かったように表面的な付き合いをするのなら、そんな自分に自己嫌悪し、生きる価値も失おう。

そうじゃない。少しでもAと話して、彼に対する『正しい理解』をできたら…
それこそ弱い自分に打ち勝てたら、俺は、人は、『成長』するのだ。

25日(金)俺も『幸せについて本気出して考えてみた』

幸せになりたい。

人はよく口にする。
しかし、一般的な幸せは『充実』の停滞状態ではないか?
目標の果ての達成と現状の満足、それが幸せと定義される。
普通、人は幸せを求めて努力をし、挫折し、それを乗り越えて成長する。人によっては不幸と言うその過程は、少なくとも充実はしている。
そして、過程に不安はない。
幸せな人には常に不安が付きまとう。そう、幸せがコワれるという不安を。
それは『大貧民』というカードゲームで、大富豪が都落ちを恐れるように。
そして、過程に暇はない。
あるいは、幸せな人には暇が付きまとう。現状に満足する以上、幸せのイメージがあやふやになって、ただ無為に過ごしているかもしれない。
それは、小学校の担任の先生は教室を掃除しないように。…あれ?
結局言いたいこと。大事なのは過程である。いかに幸せになるか?自分にとって幸せとは何なのか?何が出来るか?
最初に述べた『充実』こそ、幸せの真の定義と言えよう。

幸せになりたい。

そう言っている人は幸せなのだろう。

26日(土)逆ナンに関する考察

ある人は言った。『逆ナンしようぜ。』
俺は逆ナンじゃなくて、ナンパやろ?とコメントしたが、
友人は『逆ナンされようぜだろ?』とコメントした。
そう、彼は逆ナンという事実の異常性を正したのではなく、日本語としての使い方のほうを正したのである。それはまさに逆転の発想で、僕としては目からウロコだった。
逆ナンしようぜと言った奴が、半端にボケたのか馬鹿なのかはわからないし、ボケたとして、どちらを意図したのかもわからないが、ただ、それはさして重要ではなかった。

ことばというのは不思議である。まだまだわからないことも多いし、知らない表現も多い。また、発見も多い。

・けりをつけるの『けり』は過去の助動詞『けり』であること
・『確信犯』という意味は、結果を確信しているという意味ではなく、政治・宗教・道徳的な  確固たる信念に基づいた犯罪、例えば神風特攻隊のようなものであること。
・本来『ジュース』の定義は100%の果汁であること。

ちょっと話が逸れたかな?
今テレビ見たけど、綾小路きみまろってかつらなんだ。
しかもネタはパクリが多かったって。ふーん。
ところでこの日は合宿か…

ネタ切れという。

27日(日)雨-The Memory of Rainy Day- 

その日も雨だった。

小さな傘では遮り切れない数多の雫、それが冷たく頬を濡らしていた。

人気のない裏通りで、ただ息を潜めて―

―そう、僕は背景となっていた。

胸にある感情は不安。

期待と信用の芽は、もはや摘み取られつつあった。

それでも、いや、だからこそ

『忘れればいい』と諦められなかった。

降り続く思い出の雨の中、

楽しさだけがリフレインする。

大事なのは『何が楽しかったか』じゃなくて『楽しかったこと自体』なんだよ。

ずっと忘れていた。…いや、気づけずにいた。

『もう戻らない。』

言葉は意味を持って僕から僕を奪っていく。

もう、疲れた。もう、やめよう。

そう思うだけなら簡単だった。

でも、本当にやめてしまうのは、思いのほか難しい。

逃げ出すことも、1つの勇気。そんなこと、考えてもみなかった。

でも逃げなかった。

どこに逃げても、

雨はやまないと思ったから。

それに

縦令、どしゃ降りになっても。縦令、洪水になっても。

今、泡と消えるわけには行かない。

―やるべきことがあるから―

…。

…。

…。

…どれだけ時間がたったのか。

過去の時間の流れの感覚を失うほどの時間の経過。

漠然と何かを失ったようだ。

でも、それでよかったんだ。きっと。

『時』は記憶を盗み、傷を癒す。

信頼は不安を盗み、心を癒す。

そうだね。間違ってはいなかったよ。

これでよかったんだ。

ずっと、ずっと信じていたよ。

安っぽい言葉からあふれ出す気持ち。

言葉に出来ないこの気持ち。

伝わる限り伝えたい。今だけは欲張りでいい。

戻らぬ時間が惜しい。

だから時間が欲しい。

叶わぬ夢を、儚き祈りを、全部が幻想とは言いきれないひとひらの希望を、

じっくり見つめ直すだけの時間が。

昨日と明日の距離に苛まされ、

それでも変わらぬ想いに誓う。

『大切だよ。』

雨は終日、降り続けた。

28日(月)空に唄えば

他人に合わせることは好きじゃありません。
でも、意識せずに他人と合っていたら、それって何より素敵ですよね。

29日(火)近くて遠いもの

なぞなぞを出します。
『近くて遠いもの』ってなんでしょう?
ヒント1:それは動物園にもいる動物です。
ヒント2:名前は仮名なら3文字です。

みなさん、わかったでしょうか?
答えはキリンです。

納得がいかない人も多いでしょう。
だって答えが1つだけとは言っていませんから。
ただ、キリンはまぎれもなく、『答えのうちの1つ』ではあります。
それだけは認めてもらおうと思います。

人はキリンをどれほど認知しているのでしょうか?
「動物園にいる動物の名前をあげてごらん。」
上野動物園で、無作為に選んだ子供にこんな質問をしてみました。
答えは、
「ライオンに、おさるさん、ゾウさんにキリンさん、あと、パンダさん…。」
まあ上野だからパンダが出ましたが、多分どの動物園で、どんな子供に聞いてもどんな大人に聞いてもほぼ同じ答えが返ってくるでしょう。
動物園には動物がごまんといます。その中で、キリンの名が挙げられました。
そう、キリンは、知名度からすると相当なものなのです。
また、別の子供達にこんな質問をしました。
「キリンさんってどんな動物?」
子供達は異口同音しました。
「首が長い。」
まあ、黄色いとか、マダラとかいう答えもありましたが。
そしてその特徴をもとに、子供達はキリンを頭の中で思い描けるようです。
その意味で、僕はキリンを『近くて』と言いました。

しかし、動物園という非日常を離れて、日常(動物意識においての通常な場所だから、動物園やペットショップなど以外であれば何処でもいい)に戻ってくるどうでしょうか。そもそも日本にいる動物(ここでは哺乳類)は、一般に『ペット』『家畜』『動物園にいる動物』に分けられます。いや、あえて分けるとしましょう。
え?ネズミ君だって?君は…
…きみはペット。
で、日常において子供にこんな質問をします。
「どんな動物さんの名前を知っている?」
答えは、
「犬・猫・ウサギ/馬・牛/ライオン・虎・さる・象・キリン」
まあこんなとこでしょう。
次に、別の質問をしてみましょう。今回は選択形式で、100人の子供達に対して、
「上の10種類の動物の中で、好きな動物はどれか?」
というもの。今回は統計をとってみました。
十人十色とはよく言ったもので、結果はみごとに分かれました。

1位 ライオン  22票     かっこいい 強い
2位 犬     20票     賢い 飼っている
3位 猫     18票     可愛い 飼っている
4位 象     12票     大きい 強そう 優しそう
5位 馬     10票     メジロマックイーン
6位 牛      6票     ハラミ・カルビ・タン・ロース・ヒレ・サーロイン
    ウサギ    6票     小学校の飼育委員を思い出す
8位 虎      4票     ライオンより強そう 今年こそ優勝
9位 さる     2票     面白い 反省
       計 100票

項目は10個ありましたが、9位までで100票あります。
…もうおわかりですね。
キリンの名前が挙がることはありませんでした。予想通りに。
これこそが、キリンが『遠いもの』と言った由縁なのです。
キリンの圧倒的な知名度に対して、この圧倒的な不人気ぶり。
もちろん比較対象したのが負けず劣らず有名な動物ばかりで、だから偶然票が集まらなかったとも考えられます。実際、この0票という結果の原因はそうなのでしょう。まわりの動物は…犬やらライオンやらは、何処に行っても人気者です。
しかし、もし他の動物を変えてみたとして(羊やらゴリラやらキツネやら)、そこにキリンを投入したとしても、そんなに票は集まらないでしょう。
キリンは人気という点において、大した力を持っていないのです。
では何故、キリンが動物園において五指に入り、日常において十指に入り得たのか?
その答えは既に述べています。
「ライオンに、おさるさん、ゾウさんにキリンさん、あと、パンダさん…。」
「犬・猫・ウサギ/馬・牛/ライオン・虎・さる・象・キリン」
そうです。
キリンの横には必ず『象』がいます。
キリンの知名度はすべて『象』の人気と知名度の副産物だったのです。
それを顕著に示したCMがあります。
「キリンさんが好きです。でも象さんの方がもっと好きです。」(某引っ越しセンター)
好きなのは象なんです。象が好きでないなら、キリンを挙げることすらないでしょう。
CMの彼女はただ

好き<キリン<象

とだけ言っていますが、実際は、

アリクイ<ネズミ<嫌い<羊<キツネ<好き<キリン<猫<犬<猿<兎<象

かも知れません。いや、きっとそうです。そんなにキリンが好きなわけじゃないんです。
キリンは象を出すための前振りであり、伏線であり、布石であり、リマインダーなのです。
このようにキリンは象のオマケなのですが、ただ、キリンは象のおかげで、一応キリン自体としての知名度と認識は得られたわけです。
これとよく似た現象があります。
食料品業界で、かつて3つの革命が起こりました。
『ビックリマンチョコ』
『Jリーグチップス』
『ヒーローソーセージ』
子供達は開発部の狙い通りに本末転倒して、本体よりもオマケのシールやカードを買いあさりました。まさにブームでした。
本末転倒とかいってわかりにくいですが、要するに、この業界の本当の狙いは
『シール・カード』を売ることでした。
これが象にあたります。
ビックリマンチョコの『チョコ』
Jリーグチップスの『チップス』
ゴレンジャーソーセージの『ソーセージ』
これがキリンにあたります。
人々は言いました。「目的はシールやったけどチョコもおいしかったよ。」
本来注目されるはずもなかったただのウエハースチョコ(キリン)が、シール(象)の存在によって一気に注目を浴びたのです。ただし、チョコの存在は、あくまでシールの影なのです。大澄賢也のようには行きません。(彼の成功は微妙ですが。)

ここまでに、キリンは象に付随するもの、リマインダーであると述べましたが(正確には象がキリンのリマインダーなわけですが)、何故キリンは象を想起させるものとなりうるのかについて考察してみましょう。単にどちらもアフリカにいるとか、動物園にいるとか、それは当然そうですけれども、十分な答えにはなっていません。他にも同じ条件を持つものが多いわけですから。シマウマやカバのように。
では象とキリンを結びつけるものは何か?
実はこれも既に述べられています。
「首が長い。」
そうです。これです。
『象は鼻が長い』
『キリンは首が長い』
これだけなのです。これがお互いを想起させ合うのです。
首が長いこと、これはキリンに大きなアイデンティティーを与えます。しかし、キリンが単独で世に出ることはありません。それだけ象の存在が大きいのです。
その裏付けとしてあるのが、キリンは哺乳類で最も(背丈が)大きいという事実です。
考えれば当たり前です。そりゃあれだけ首が長ければ背も大きいですわ。
しかし、誰もそのアイデンティティーには触れません。
人は、キリンと言えば何か?と聞かれると、まず「首が長い」と言うのであって、「背丈が哺乳類1位だ」とは言いません。あくまでキリンの存在は、象と同じく○○が長いことによって保たれ、今やそのこと自体がキリンにとって最高のアイデンティティーなのです。
本来キリンはその他にも様々な特徴を持っています。雌雄とも角があるとか、亜種によって異なる毛色と斑紋を持つとか、ジラフと呼ばれるとか、2チャンならキリソだとか。でもそれは、我々がキリンを位置づける時には意味を持ちません。
どうやっても主役になれないキリン。象の脇役でしかないキリン。
テレビやテーマパーク(ディズニーなど)、舞台に食品業界で、
知名度のある人気動物はマスコットやアニメキャラクターになります。
ライオンキング
象のダンボ
コーンフレークのさる
熊のプー
ミッキー
猫の恩返し
101匹ワンちゃん
ブレーメンの音楽隊の面々
しかし、キリンは見たことがありません。どこにも使われないのです。使うなら象です。
―あ!
見つけた!!
じゃがりこのマスコットのキリン。
『食べだしたらキリンがない。』
…キリンを馬鹿にし過ぎです。ダジャレって…。ほんと名前だけじゃないですか。
キリンビールのキリンは想像上の生き物『麒麟』ですから関係ないですし。
樹木希林を出したら反感買うでしょうし。
ほんと、キリンって使われないですよね。人気がないんです。
日常から遠い生き物です。
しかし、時に変わったことが起こります。
地元香川には最近、全く違う出所から2つの大規模な店が、ほぼ同時期に現れました。
 『セルフうどん きりん』 
 『カレーハウス キリン堂』
どちらも、彼のキリンをマスコットにしています。
そこそこの味と値段から、かなり盛況なようでー。
主役になれないキリンをみごとに取り上げた会社には感服しました。
しかし、人々は口々にこぼしました。
異口同音しました。
「何でキリンなの?」
実に深い意見です。これは一見、「カレーやうどんとキリンは関係ないのに何でキリンを名前にしているの?」という意見に見えますが、そうではありません。今まで述べたように、『何でキリンみたいな中途半端な動物を持ってきたのか?という意味です。』だって、店名が以下のように変わっていたら、誰も「何で?」とは言わないでしょうから。
 『セルフうどん ぞう』
 『カレーハウス ゾウ堂』
失礼。有り得ません。
『語呂』です。
語呂が悪くて意味不明でした。これは語呂のせいです。
象のせいではありません。語呂はいたし方ありません。
例えば、ライオンですね。
 『セルフうどん らいおん』
 『カレーハウス ライオン堂』
何とスマートで自然なのでしょうか。誰も、「何でライオンなの?」とは言いません。それほどライオンのカリスマ性が確立しているからです。ライオンは、人気があり、ごく自然にマスコットになりうるのです。
そういった意味で、ライオンも、そしてゾウも『近くて近いもの』なのです。
当然の如く、うどんやカレーとキリンに因果関係はありません。
ただ、因果関係を考えさせる時点で、キリンはマスコットになり得ないのです。
キリンの愛くるしい首筋も、まどろんだ目も、圧倒的威圧感も、
キリンをキリン足らしめないのです。
しかし、わからないものですね。
それでも、
どんなに影に隠れようとも、
今日も人はキリンを忘れることはないのです。

30日(水)親友へ

親友は言った。
「大学を辞める。」
どうやら本気らしい。
『それが君の決めた道なら僕はどうこう言わない。』
…違う!
俺はそんなキレイごとは言わない。
わがままでいい。自分勝手でいい。
『俺はお前が居てくれて本当に良かったと思う。そして、もっと一緒に居たい。一緒に学校行きたい。だから、辞めるな!辞めるな!辞め…』
思い出す。いつも馴れ合って、一緒にいろいろやってきたけど、
心に決めたこと、変えるやつじゃなかったよね。
そういうとこ、好きだったよ。

叶わぬ説得の時間も、惜しくはない。
もっと大切なもの、くれたから。

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